結果・考察
- 1. パルボウイルスB19感染により発症したと考えられる高齢発症の大動脈炎、骨髄異形成症候群(MDS)を経験した。
- 2. ウイルス血症の改善とともにステロイドなどの免疫抑制療法を行うことなく臨床所見、炎症所見、血管壁病変のいずれもが寛解した。MDSによる血球減少は残存した。
- 3. 大動脈炎症例の中にはウイルス血症に起因する一群が存在し、ウイルス血症改善により自然寛解が期待でき、高安動脈炎とは区別できる大動脈炎疾患として提唱できる可能性が示唆された。
湯川リウマチ内科クリニックの院長、湯川宗之助医師がThe Japan Timesの次世代のアジアを担うリーダー100人に選ばれました。
【The Professionals】湯川リウマチ内科クリニックの院長、湯川宗之助医師がThe Japan Times紙(ジャパンタイムズ紙)より取材を受けました。
RESEARCH PERFORMANCE.4
産業医科大学医学部第一内科学講座
○湯川宗之助、齋藤和義、澤向範文、山岡邦弘、中野和久、田中良哉